大さじ1は15グラム(g)15cc(ml)が基本
料理で必ず必要になるのが材料や調味料の分量を表す単位の大さじ1です。
この大さじ1は、重さだと何グラム(g)になるのか、また液体の場合は何cc(ml)になるのかを知っておくと分量や人数を増やした時に重さや体積で換算できるのでとても便利です。
大さじ1=15グラム(g) 15cc(ml)
水で大さじ1を計ると重さは15グラム(g)で体積は15cc(ml)となり、これが大さじ1の基本の重さと体積です。
ここでは料理でよく使われる食材や調味料の重さと体積を一覧にしました。
ただし、材料によって重さや体積は前後しますので、あくまでもおよその分量で参考値としてご覧ください。
塩 18g
こしょう 6g
砂糖 9g
小麦粉 9g
片栗粉 9g
みそ 18g
油 12g
マヨネーズ 12g
ケチャップ 18g
水 15cc
しょうゆ 18cc
みりん 18cc
料理酒 15cc
酢 15cc
牛乳 15cc
ウスターソース 18cc
中濃ソース 21cc
オイスターソース 18cc
小さじ1は?
大さじと並んでよく使われる小さじは大さじの3分の1の重さ、体積となります。
小さじ1は大さじ1の1/3=小さじ3で大さじ1
例えば水の小さじ1=5g、5ccとなります。
逆に言うと小さじ3=大さじ1となります。
大さじ1はチューブだと何㎝?
生姜やにんにくはチューブのものを使う方も多いかと思いますが、いざ大さじ1と言われるとどれくらい出せば良いのか?ちょっと迷ってしまいますよね。
そんな時のためにチューブ調味料での大さじ1の目安も覚えておくと便利です。
チューブ調味料での大さじ1の目安は…
5~6㎝出す、または500円玉2個分くらい
これはメーカーによってもさまざまですし、押し出すチカラも人それぞれなので一概には言えませんので、あくまで目安としてお考え下さい。
チューブの生姜やにんにくは生のものと比べると若干、風味が落ちてしまう傾向にありますので、少々多目にした方がきちんと風味が感じられます。
大さじ1を計る計量スプーンが無い場合の代用品
大さじ1を計るには計量スプーンが便利ですがもし無い場合、ほとんどのご家庭にある他のもので代用できますのでご紹介しておきます。
カレーを食べる時などに使う大きいスプーンで大さじ1が計れます。
カレースプーン1杯で大さじ1
カレーを食べる時のスプーンにすりきり1杯でだいたい大さじ1になります。
紅茶やコーヒーを飲むときに使う小さいスプーンでも大さじ1が計れます。
ティースプーン3杯で大さじ1
ティースプーン1杯でおよそ小さじ1となりますので、3倍すれば大さじ1となります。
ペットボトルのキャンプで大さじ1が計れます。
ペットボトルのキャップ2杯で大さじ1
ペットボトルのキャップは規格が統一されていてキャップすりきり1杯で約7.5ccですから、2杯で大さじ1の15ccとなります。
大さじ1/2・1/3・1/4などの場合
料理のレシピなどを見ているとまれに『大さじ1/2』などわかりにくい分量が記載されている場合があります。
計量スプーンによっては1/2などの目盛りが記されているものもありますが、目盛りが無い計量スプーンやカレースプーンなどの場合はどう計れば良いのかご紹介します。
目盛りが無い計量スプーンやカレースプーンで計る場合の目安は…
スプーンの7分目くらいで1/2、半分くらいで1/3、半分より少し減らして1/4
重さが計れればグラムで換算するのがベストですが、大きく味が変化してしまう量ではありませんので、目分量で十分です。
重さと体積で換算する場合の注意点
調味料などの分量は料理の味付けに大きく関わることなので、厳密に計るのがベストです。
しかし、分量が多くなったり、人数が増えたりすると大さじでは計るよりもグラム換算や容量換算した方が効率的ですよね。
そのために大さじ1は何グラム、何ccになるのかをご紹介しましたが、注意点もあります。
それは食材によっては単純に数の倍数にしていくと重さが大きく変わってしまうものがあるということです。
例えば、小麦粉の大さじ1は15ccで9gです。
それを大さじ1の13.3倍にあたるワンカップ200ccで換算すると13.3×9gで119.7gとなります。
ところが実際の重さは110gと計算よりも9.7gも少なくなってしまうのです。
もし分量が多くなってしまって不安が残る時は、面倒でも細かく計量するか、重さの目盛りが付いている計量カップを使うことをおすすめします。
重さ目盛りが付いている計量カップは100均でも購入できるので、ひとつくらいは持っておきたいキッチングッズです。